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VINTAGE TREASURES Vol.2

2024.11.22-11.24​

at GOBLIN. Kitasando

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2024年11月22日から24日にかけて、GOBLIN.北参道店でSTRAY SHEEP主催によるVINTAGE TREASURES Vol.2が開催されました。準備からオフショットまで、イベントの模様をお届けします。

About VINTAGE TREASURES Vol.2

イベントチラシ表.jpg

​イベント準備 11/20~

イベント2日前に海外チームが到着し、川崎店にて、値付け作業スタート。プライスカードに商品名と価格を手書きしていきます。

ジェイミーにとって今回は初来日。婚約者のCaseyとの旅行を兼ねてのPOP UP 参加となりました。

 

値付け中の一コマ。

二人とも、ブラウンベースのAmerican country を感じさせる合わせで。しかしよくよく見ると、ヨーロッパ物を軸にスタイリングしているようです。合わせの妙技といいますか、この遊び心が、コテコテの全身ヴィンテージに見えない秘訣なのかも。

優雅に作業しているように見えますが、この時既に、最初の修羅場に突入していました。

オーナー世田がこのイベントのために買付に行くほどの気合の入れ様だったため、STRAY SHEEPでは過去最大級の入荷量、海外チームも日本用の値札をイチから作成したため、こちらも物凄い作業量に。

お互いを奮い立たせながら、何とか準備を終えました。

さらに搬入・セッティングを経て、3日間だけの、日英仏のvintage sellerによる、特別な「古着屋」がオープンします。

イベントのフライヤーは、いつもお世話になっている杉浦さん(thankyoudesign)に依頼しました。

ルネサンス期の大家、ラファエロの「アテナイの学堂」の賢者たちがVintage を現代風に着こなすアートワークを作成いただきました。

この絵はそれをキャンパスに描いていただいたものです。イベント期間中は入り口前に展示しました。

そもそもルネサンスは、古典を再解釈して復活させるムーブメントでした。そう考えると、イベントのコンセプトにハマる素敵な1枚だったのかなと。深読みのし過ぎでしょうか?

​改めて、杉浦さんありがとうございました。

昨年のVINTAGE TREASURESにお越しいただいた方にはお馴染みのノベルティを今年もフレッドに作成いただきました。

フランス製のトートに、アイコニックなアイテムと出展者をプリントいただきました。

 

上から、ジェイミー、フレッド、オーナー世田とのことです。

チャーミング!

​イベント開幕 11/22~

とうとう迎えたイベント当日、各店のラインナップをお届けします。

​まずは、イギリス・ロンドンのジェイミーのラインナップから。

SAS parka、Mk-1、Extreme cold weather parka、Irvin jacket、CC41、、、圧巻のラインナップ。

彼がこよなく愛するイギリス軍物を中心に、時代を感じるスペシャルを多数ご用意いただきました。特にイギリス軍の中でも球数の少ない空軍のスペシャルピースがここまで揃うことは、国内では初だったのかもしれません。

Irvin jacketのサイズが選べる、というだけでもあり得ないことです。

 

滅多に使う表現ではありませんが、映画で見た、あの第二次世界大戦を共にしたミリタリーウエアは、Historic pieces と言っても差し支えない逸品だったのではないかと思います。

​続いて、フランス・リヨンからフレッドのラインナップをご紹介します。

哲学的な話になりますが、良い古着屋の条件の1つは、ピックしたオーナーのセンス、パーソナリティが、アイテム一つ一つから感じられることであると思います。そのお店に入って、この人らしい古着屋だな、と感じたことがあるはずです。

その意味合いで、フレッドは世界クラスの古着屋だな、と感じられるセレクトでした。

​彼がvintageを収集する原点となったadidasのTabbaco、少年時代に日常的に着ていたadidasのジャージ(フレッドはテニス部だったそう)。

さらにはフレンチワークのスペシャルピースから、スニーカー、ジャージ、 MASSIMO OSTIによるSTONE ISLAND、BONEVILLEなどのアーカイブまで、年代を問わず、古着の面白さを感じさせるラインナップでした。

エイジングしたフレンチワークの生地と、エイジング加工されたBONEVILLEの生地感が一致していたりと、ヨーロッパvintageの流れを感じる素晴らしいセレクト。

最後は、STRAYSHEEPのラインナップです。

本場のvintage dealerに負けじと、STRAYSHEEPらしい逸品を多数ご用意しました。

今回のイベントのために、オーナー世田が約1か月間、フランス、イギリス、ベルギー等の主要都市をはじめ、地方まで新規開拓して、過去最高クラスのspecial pieceを発掘してきました。

フレンチワークの頂点とも言える、インディゴダブルスタンドカラー、シルクのサックジャケット、STRAYSHEEP創業当初から買付け続けているLewis leathersを始めとするライダースジャケット、Burberryを始めとしたコート、さらには、PYRENEX、mountain equipmentなどの興味深いディテールのダウンジャケットなど、STRAYSHEEPらしい品々から、意外な品々まで集めました。

​既に、ユーロvintageの定番をお持ちの方にも楽しんでいただけるラインナップだったのではないでしょうか。

オフショット 

​開催中のオフショットを掲載します。

​準備が終わり、リラックスしたフレッドとジェイミー。

フレッドは、彼が主宰するELEPHANT vintage storeオリジナルのレザーフレンチワークジャケットにフーディーをゆったり目のサイジングで。フレッド曰く「vintageと現代のものをミックスして着るのが好き」とのこと。

ジェイミーは、短丈のサイクリストジャケット、デニムに、(写ってないですが)茶のエンジニアブーツと、アメカジを感じるスタイリング。

​開店前に、youtuberのゆーみんきうてぃさんが駆け付けでライブ配信をしていただきました。

Vintage Treasure Vol2. オープン前にYouTube Live🎙️

​朝早くからありがとうございました!

​いつもお世話になっている講談社FORZA STYLEの大坪様、オジーズの皆様にもライブ配信いただきました。

【Vintage Treasuresにオジーズが再突撃】フォルツァオリジナルの最強スラックスがヴィンテージ古着ともマリアージュ!? #つぼウォーク #ロック福田

いつも本当にありがとうございます!!

まとめ 

​フレッドとジェイミー、何よりご来場いただいた皆様のおかげで、大盛況のうちにイベントを終えることができました。

もっとも、一番イベントを楽しんでいたのは我々STRAYSHEEPだったかもしれません。

STRAYSHEEP一同、改めて、やっぱり古着って面白い!と強く感じたイベントでした。

所謂vintageとして既に価値が認められたものに限らず、情熱を持って収集された品々には、私たちの心を震わせる何かがあります。

まだ見ぬものを求めて走り回る、我々古着屋の熱量が少しでも皆様に伝わったのならば、このイベントは大成功だったと言えるでしょう。

​ありがとうございました!!

©2020 by 株式会社 STRAY SHEEP

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